［東京　９日　ロイター］ - 高島屋(8233.T)は９日、２０１６年２月期の業績予想を上方修正した。訪日外国人の消費が引き続き好調なほか、不動産事業の東神開発など関連会社も寄与している。４期連続の増収増益を見込んでいる。

売上高に相当する連結営業収益は９２５０億円から前年比２．２％増の９３３０億円へ、経常利益、当期利益もそれぞれ引き上げた。営業利益は同６．２％増の３４０億円の見通しを据え置いた。トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト１１人の営業利益予測の平均値は３４２億円となっている。

年間配当は、従来計画の１０円から２円増配して１２円（前期は１０円）とした。

上期（３―８月期）の免税売上高は１４４億円で前年同期比３．３倍に拡大。前期は通期で１４０億円だったため、半年でこの規模を超えた。これを踏まえ、通期計画は、従来の２２０億円を３００億円に引き上げた。

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出典：ロイター