INBOUND NEWS
インバウンドニュース

2015.10.19 関空・中部、上期の国際線旅客はともに増加、外国人が牽引

新関西国際空港と中部国際空港はこのほど、2015年上期(15年4月~9月)の利用実績を発表した。国際線の総旅客数は、関空が上期および年度の半期としては過去最高となる前年比28.1%増の838万9590人、中部は3.0%増の235万9720人となった。両空港ともに、インバウンド需要の増加が要因という。

内訳を見ると、関空は日本人旅客数が5.9%減の298万172人で、上期としては3年連続で前年から減少。外国人旅客数は65.3%増の532万1442人と、上期および年度の半期としては過去最高を記録した。通過客はチャイナエアライン(CI)のニューヨーク線が運休したことなどにより、46.2%減の8万7976人となった。

中部の日本人旅客数は7.6%減の133万1572人で、中部国際空港では円安や韓国で流行した中東呼吸器症候群(MERS)が影響したとの考えを示している。外国人旅客数は45.6%増の101万3576人と大幅に増加。通過客はデルタ航空(DL)がマニラ線を運休したことなどで、90.6%減の1万4572回となった。

>>詳しくはこちらをご覧ください

出典:トラベルビジョン