野村総合研究所は２９日、中国人旅行者の買い物動向などに関する調査結果を発表した。それによると、訪日時の買い物支出額は平均で１３万６６００円。年収の多寡にかかわらず、購買意欲が高いことが判明した。

例えば１０万～２０万円未満の買い物を行う比率を世帯収入別にみた場合、年収が６０万元（１１３８万円）以上は３７．２％だったのに対し、より年収が低い４万～１０万元未満の人は４２．１％と５ポイント近くも上回った。中国では親族・知人から買い物を依頼されるケースが多いためで、産業インフラグループの岡村篤マネージャーは「低所得者層へのアプローチも重要」としている。

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出典：SankeiBiz