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2016.06.13 中国人「爆買い」が加速する? 9億人が使う「WeChat Pay」日本本格上陸

 中国で9億人超が利用するスマホアプリ「微信(WeChat)」の決済サービス「微信支付(WeChat Pay)」が、本格的に日本に上陸する。中国人の「爆買い」需要を加速する可能性がある。

  「WeChat Pay」は中国人旅行者向けのモバイル決済サービスで、中国ではホテルやショッピングモール、スーパーにコンビニエンスストア、飲食店など、すでに30万件もの店舗で利用できるといい、日本でも今後導入する店舗が急増しそうだ。

手数料かからないスマホの決済

 中国版「LINE」と呼ばれるコミュニケーションアプリ「WeChat」を展開する、中国最大級のIT企業、テンセントホールディングス(HD)グループが2016年6月6日に東京・丸の内で開いた「日本戦略説明会」には、約250人が参加した。

WeChatは、中国内外の月間アクティブユーザー数で7.6億人(2015年11月、テンセント社調べ)が利用。「WeChat Pay」は、そのサービス機能の一つで、2013年に中国ではじまった。中国ではスマートフォン利用者の9割にインストールされていて、多くの人が利用する、最もポピュラーな決済手段の一つに成長している。

中国のみならず、シンガポールやカナダ、ニュージーランドなどでも利用でき、米ドルや英ポンド、タイ・バーツなどの通貨にも対応している。

  ユーザーは自分の銀行口座をWeChat Payに登録するだけで、スマホを使って簡単に資金決済できる。一方、店舗側はiPhoneやiPadなどのタブレット端末(決済用端末)を利用して決済金額を入力。ユーザーが提示した「QRコード」を撮影(読み込む)することで決済できる。WeChat Payの支払いはデビッドカード(即時決済)型なので、登録した銀行口座から引き落とされる仕組みだ。


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出典: J-CASTニュース