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インバウンドニュース詳細-Inbound News detail-

【2010.03.24】
訪日スノー旅行の今 JNTOが意見交換会

日本政府観光局(JNTO)はこのほど、
東京・池袋のホテルメトロポリタンに韓国、台湾、香港の旅行会社を招き、
訪日スノーレジャーの現状報告と意見交換会を開いた。
近年需要が高まっている訪日外国人のウインタースポーツやスノーツアーがテーマとあって、
日本からはスキー場や周辺宿泊施設、観光協会や地方自治体など多数が参加した。

3カ国・地域の訪日スノー旅行の現状については韓国・世界ツアー、
台湾・巨弘旅行社、香港・東日旅遊有限公司の代表者や担当者が報告。
スキーシーズンの長さや、スキー場そのもの、アフタースキーの温泉に満足度が高いものの、
言葉や宿泊施設、移動手段や情報提供のあり方についての要望が出されていた。

言葉については、スキー場のコース案内やレストランメニューの外国語表記の拡充に加え、
国民の多くが英語を話す香港からは、多くの注文があった。

「サインボードだけでなく、天候情報やリフトの運行情報などについては、英語や中国語のアナウンスがあると嬉しい」

英語のできるインストラクターがいるかどうかでスキー場を選ぶケースが増えていることや、
滞在先ホテルで英語のテレビ番組についてのニーズが高いことも紹介していた。

日本到着後の2次交通については「空港からスキー場まで送迎できる環境がほしい」(韓国)、
「長期間のスキーツアーでは複数のスキー場をプランに入れる場合があります。
 近隣のスキー場間のアクセスを確保してほしい」(香港)などの要望があった。

訪日スノーツアーで、若者の参加者が多い韓国からは
「スキーと東京をセットにしたプランに人気がありますが、スキー板など重たい荷物を持った移動がネックです」と指摘があり、
課題解決に協力を求めていた。

一方「訪日スノーツアーのほとんどが家族旅行で、6割のお客様が家族全員でスキーを楽しみます」という台湾からは
「リピーターも7割に達し、次のツアーには親戚や友人を誘って参加するケースが多い」と報告があり、
家族旅行としての受け入れに工夫を促した。

リフトや宿泊料金など、翌シーズンの情報については、
「6月ごろから関連の情報を集め、8―9月から訪日スノーツアーの予約を受け付けています。
 クリスマスや旧正月のツアーについては1年前の予約もあります」(香港)と、早い時期の提供を求めていた。

» 出典:トラベルニュース

中国語圏観光客のための名古屋情報ポータルサイト『mingguwu.net』

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