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2016.01.15 中国人急増、対応手探り 豊橋の街中、期待と困惑

豊橋市の街中で中国人旅行客が増えている。豊橋は東京、大阪を結ぶ観光の「ゴールデンルート」の中継宿泊地。夜着、早朝発の短時間滞在がほとんどだが、訪日中国人の消費意欲は高い。二月の春節(旧正月)を控え、マナーや言葉の問題に戸惑いながらも商機をとらえようと対応を始める商店主も出てきた。

午前七時半。市中心部、札木町の女性服店「Tina」が開店すると、隣のホテルから中国人女性客がぞろぞろ訪れる。店主の藤原達真さん(62)が「試着して」などの中国語で書いたパネルやジェスチャーで接客する。「日によっては朝で一日分の売り上げがある。実は今日も定休日だけど」

ホテルは「クインシーズイン豊橋」で、昨年八月に訪日客を受け入れるために誕生。ほぼ連日、満室となる二百人が宿泊していて、九割以上が「爆買いツアー」の中国人団体客だ。

中国人客は午後七~十時に着き、翌日の午前八時前後に出発する。豊橋に泊まる中国人団体客はこれまで市中南部の「ロワジールホテル豊橋」(藤沢町)を利用してきたが、新たにクインシーズイン豊橋でもう一つの商圏ができた。「商店街でも営業時間の延長や簡単な中国語の案内があればチャンスは広がる」と田中豊人代表。


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出典:中日新聞