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2016.06. 6 訪日外国人で国別トップは中国、石川県が注目を集める - インバウンド調査

旅行口コミサイト「TripAdvisor」(トリップアドバイザー)は6月3日、トリップアドバイザー内の日本のページに対する海外からのアクセス状況などをベースに、訪日意欲が高いと思われる国や世界の旅行者から注目を集める都道府県を示す「インバウンドトレンド調査」を発表した。

海外のトリップアドバイザーユーザーの日本ページへのアクセス状況を基に、前年と比較したセッション数の増加率を算出し、訪日旅行関心度が高い国と地域を10位までランキング化した結果、中国人旅行者の関心度の高さが顕著となった。

日本政府観光局(JNTO)が2016年1月に発表したデータによると、2015年は過去最高となる1973万人の訪日外国人旅行者が日本を訪れているが、うち499万人は中国からの旅行者で中国人旅行者は訪日外国人旅行者全体の4分の1を占めている。トリップアドバイザーのデータを見ると、2015年3月から2016年2月にかけて日本のページを閲覧していた中国人ユーザーのセッション数は前年比130%増加した。

このデータは日本に関心を持ち、訪日旅行を検討・計画している中国人の数が多いことを示しており、2016年も中国が日本に観光ブームをもたらすことが予想されている。そのほか、日本への関心度が高かったアジアの国・地域はシンガポール、インドネシア、台湾となり、カナダやスペイン、イタリア、イギリスといった長距離旅行者も訪日旅行の関心が高まっているという。

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出典: マイナビニュース