衆議院選挙やら中国出張やらでドタバタしていて・・・・・と、言い訳をしつつ、ほぼ1ヶ月ぶりの投稿です。
今回は、お隣「韓国」のこと。
写真と本文が今ひとつリンクしておりませんが、そのあたりはご容赦ください。
写真と本文が今ひとつリンクしておりませんが、そのあたりはご容赦ください。
今更言うまでもありませんが、韓流文化のアジアでの浸透度・人気度はかなりのもので、少なくともポップカルチャーの領域では、日本のそれを凌駕しているように感じられます。
例えば、先週中国を訪問した際には、移動のタクシーの中で聴くラジオから韓国のポップスが結構な頻度で流れ、私以外は全て中国人という10数名のメンバーで訪れたホテルのカラオケでは、メンバーの1人(40代)が真っ先に「江南スタイル」を歌いだし、それに合わせて他の2人(30代と40代)のメンバーも、モニターの中のPSYに倣って踊り始めました。
カラオケを歌う中国の友人。
白酒で酷く酔っているため、こんな写真しか撮れず(泣)
白酒で酷く酔っているため、こんな写真しか撮れず(泣)
試しに、この夏に合併したことで話題になった中国の2大動画サイト「優酷」と「土豆」で「日韓音楽」のカテゴリを検索をしてみると、再生回数順で検索結果に表示される楽曲の殆どが韓国のもの。動画サイトへの投稿に関しては著作権や尖閣の問題が絡んでいるため、一概に“韓国ポップスの方が日本より人気がある”とは言えないところもありますが、少なくとも現状での韓国ポップスの人気の高さがうかがえます。
※中国ではYouTubeが閲覧できないため、「優酷」や「土豆」などの国産の類似サービスが発展しているのです。
※中国ではYouTubeが閲覧できないため、「優酷」や「土豆」などの国産の類似サービスが発展しているのです。
【日韓音楽の検索結果】 →土豆
また、日本のポップカルチャーを発信する80后のブロガーは、「私は日本のドラマに夢中になってきたけど、私たち以降は殆ど韓国ドラマ」だと教えてくれましたし、半年ほど前に訪れた韓国の明洞では結構な数の中国人観光客を見かけ、観光客相手のコスメショップでは多くの中国人従業員が働いていました。
同様の現象はタイでもみられ、先月のバンコク訪問で日系企業に勤務する20代~30代のタイ人従業員数名にグループインタビューをした際には、“SMAPは知らないけど2PMはよく聴く”とか、“音楽、ドラマ、ファッションの分野では韓国の方が断然人気”などの発言がありました。また、割安感もあって、韓国旅行の人気も随分高いそうです。
グループインタビューに協力してくれた
バンコクの日系企業で働くメンバー
ポップカルチャーだけでなく、携帯電話や液晶テレビなどの分野でも日本を圧倒する韓国。
アジア各国での躍進同様、その国民の生活も躍進しているのでしょうか?
次回は、今週末に会食を約束している日本企業の現地法人に勤める友人(日本人)からのインタビューと、最近読了した「オーディション社会 韓国」(著)佐藤大介をもとに、韓国国内の今について少し触れてみたいと思います。